行動計について

行動計とは

行動計は、体の動きを計測する機器です。睡眠時につけていただくことで、寝ているか起きているかを知ることができます。


日中も行動計をつけていただくことで、運動量と睡眠についても評価いたします。
行動計をあなたの腰につけて、普段の生活をしてください。

行動計をつけているだけで、どうして睡眠がわかるの?

睡眠中、深く寝ているときはほとんど体は動かず、明け方に眠りが浅くなってくると、寝返りなど体が動き始めます。この動き(黒色の棒グラフ)を基にして、寝ているか(水色)起きているのか(白色)を判断します。
よく眠れない日は、寝ている間ずっと寝返りなどの動きが多く、睡眠(水色)がバーコード状になります。これでは、寝ていても脳も体も休まりません。



どうして行動計を、2週間つけないといけないの?

睡眠の状態は、日々変化します。
よく眠れない日があっても、そのかわりに翌日はしっかり眠ろうと早く眠くなります。反対に、休みの日に長くだらだらと寝続けると、 その日の夜はまったく眠くならないといった具合です。


眠りの浅い状態が毎日続いているのか、週に2−3日は良い眠りの日があるのか、短時間しか寝ていなくとも良い眠りなのかで、 あなたの眠りの評価は大きく変わります。その変化を見るには、2週間ほどのまとまったデータが必要です。


また、よい睡眠のためには、寝る起きるのリズムが一定であることも重要です。
極端な例で言えば、「時差ぼけ」が良い例です。寝る起きるの時刻が急に変わることで、日中の眠気や寝足りなさを感じます。 徐々に寝る起きるリズムを日本時間に戻すことで、良い睡眠に回復していきます。
リズムが一定であることを見るためには数日では足りません。2週間ほどのまとまったデータが必要です。